LA STUDIO

LA Studioのフローティングウィンドウ:移動・最小化・画面切替の使い方

PlaylistとPiano Rollを並べ、タイトルバーで移動、最大化と最小化を使い分けます。固定サイドバー、使えるショートカット、隠れた画面の戻し方も説明します。

LA Studioのフローティングウィンドウは、同じエディタ内でPlaylistやPiano Rollなどを動かせるパネルです。ノートと曲全体を行き来するとき、必要な画面を近くに配置できます。ブラウザの別タブやOSの独立ウィンドウを作る機能ではありません。このガイドでは移動、サイズ変更、最小化、画面切替と、固定サイドバーの使い分けを説明します。

動かせるパネルと固定領域を見分ける

DAWエディタを開き、PlaylistとPiano Rollを表示します。通常サイズのパネルにはタイトルバーと右上の操作ボタンがあります。中央の編集領域で複数のパネルを重ねられ、クリックしたパネルを手前へ出せます。見える画面が一つだけでも、ほかのパネルが閉じているとは限りません。

素材のBrowserはサイドタブから開く固定サイドバーです。DEVICESは選択トラックまたはMASTERの音源・エフェクトを扱う下部ラックです。これらはPlaylistと同じ方法で自由配置する領域ではありません。現在のミックス操作はトラックヘッダーとDEVICESを使います。旧説明にある独立Mixerウィンドウを前提に画面を探す必要はありません。

タイトルバーをドラッグして移動する

  1. 移動するパネルが最大化されていたら、右上の Restore またはタイトルバーのダブルクリックで通常サイズへ戻します。
  2. タイトル文字のある部分をマウスで押し、そのままドラッグします。ノートや波形のある本文部分は編集操作になるため、移動用には使いません。
  3. 別のパネルのタイトルバーが隠れない位置で離します。必要な内容をクリックし、対象のパネルが手前になったことを確認します。
  4. 中央領域の端へ近づけると位置がスナップします。これは端へ揃える操作で、任意のパネルをサイドバー化するドック操作ではありません。

最大化中とドック状態のパネルでは、タイトルバーのドラッグによる自由移動はできません。動かないときは操作を繰り返す前に表示状態を確認します。操作ボタン付近を持つと閉じるなど別の操作に触れるため、タイトルバーの空いた場所を使うと確認しやすくなります。

端と角でサイズを変える

通常サイズのパネルでは端や角にリサイズ用の領域があります。横幅を広げると長い区間を見やすくなり、高さを広げると縦方向の編集領域を確保できます。ただしパネルの大きさを変えることと、ピアノロールや波形内のズーム倍率を変えることは別です。表示範囲が足りない場合は、内容側のズームも確認します。

まず右端または右下角を動かし、ノート、波形、スクロール部分が使えるか確認します。小さくしすぎると、パネルが画面内に収まっていても編集対象を判別しにくくなります。すべてを同時に表示することより、現在の作業に必要な部分が読めることを優先します。

最大化と複数パネル表示を切り替える

タイトルバーをダブルクリックするか Maximize ボタンを使うと、中央領域へ広がります。もう一度ダブルクリックするか Restore を押すと通常サイズへ戻ります。画面全体を使ってノートを編集したい場合に便利ですが、ブラウザそのものをフルスクリーンにする操作とは異なります。

最大化したパネルが複数ある場合は、最前面のものが表示されます。ほかのパネルは切替操作で手前へ出すまで見えません。また、最大化中に開いたパネルも最大化状態になる場合があります。並べたいときは表示した各パネルを Restore し、通常サイズで配置します。タイトルバーが一つしか見えないことだけで、ノートが消えたとは判断しないでください。

最小化と閉じる操作の違い

Minimize はパネルを隠し、下の最小化タブへ置きます。タブの名前をクリックすると復元できます。最小化したパネルはその間も読み込まれた状態を保つため、解析した音声を後で確認したい場合は閉じるよりこちらを使います。ただし最小化はプロジェクト保存ではなく、ページを再読込しても作業が残るという保証でもありません。

Close の × は通常そのパネルを閉じ、パネル固有の状態をリセットし得ます。エディタのトラックやノートを削除するボタンではありませんが、ツールに読み込んだ一時的な結果と、プロジェクトに挿入済みのリージョンを区別してください。必要な処理結果を残してから閉じます。

ツールが実行中として登録されている場合、× は処理を壊さないよう最小化として動作します。閉じないように見えても、下のタブで実行状態を確認できます。すべてのプラグイン窓がこの動作を共有するわけではありません。待ち時間中にページを再読込する操作とも区別します。

固定BrowserとDEVICESを使う

左側のBrowserタブから素材パネルを開き、境界のリサイズ部分をドラッグして幅を調整します。必要な素材を探し終えたらサイドバーの閉じるボタンやタブを使って編集領域を広げます。AI Assistantもサイド領域を使うため、両方が別々の浮動パネルとして並ぶという前提で操作しないでください。

任意の窓をドラッグしてドック、別の場所へアンドックする公開操作は、この画面では確認できません。端へのスナップと固定サイドバーの表示を、利用できる配置操作として使います。音色やエフェクトを触るときはDEVICESを開き、対象のトラック名を確認します。配置変更で別トラックを選んだ場合、ラックの対象も変わり得ます。

確認できるショートカットを使う

キー操作
F5Playlistの切替
F6Audio Editorの切替
F7Piano Rollの切替
F8Plugin Pickerの切替
Alt+NNoise Removalの切替(Shiftなし)
F12管理対象パネルをまとめて閉じる。実行中として登録されたツールは最小化

入力欄、テキストエリア、文字編集中の領域にフォーカスがあると、ウィンドウ用ショートカットは処理されません。名前やBPMの入力を終えてから、編集領域の操作可能な場所へフォーカスを戻します。OSやブラウザがキーを先に扱う環境では画面の切替ボタンを使います。F9で旧Mixerを開く手順や、Alt+F8で確実にBrowserを開く手順は案内していません。

切替キーを押すことは、常に最小化と同じではありません。すでに前面にあるツールを再度切り替えると、閉じる操作になる場合があります。一時的な解析状態を残したいなら、明示的にMinimizeを使います。ショートカットを連打する前に、前面のパネルと最小化タブを確認してください。

ノート編集と音声確認の配置例

伴奏を打ち込む場合は、Playlistで対象リージョンを選び、Piano Rollを通常サイズで隣に置きます。リージョン全体の開始位置はPlaylist、内部のノートはPiano Rollで確認します。DEVICESで音色を選んだら同じフレーズを再生し、表示対象と実際に鳴るトラックが一致するか確かめます。配置だけで編集対象が固定されるわけではありません。

録音を処理する場合は、ツールの処理が終わって結果をトラックへ入れたことを確認し、一時的にMinimizeします。PlaylistやAudio Editorで前後の流れを聴き、必要なら下のタブからツールを戻します。この往復では、同じファイルを読み込み直す前に、残っている結果とトラック名を確認します。

パネルが見つからないときの戻し方

  1. 最小化タブを確認し、目的の名前をクリックします。
  2. 最大化された別パネルがある場合は、目的の画面へ切り替え、必要ならRestoreします。
  3. ブラウザの幅を変えた後は、ウィンドウ管理側が中央領域内へサイズと位置を収める動作を待ち、タイトルバーを確認します。
  4. F12の後に中央が空ならF5でPlaylistを開きます。閉じる操作だけでプロジェクトのリージョンが削除されたわけではありません。

配置情報をブラウザに保持する経路はありますが、それは音声やプロジェクトのバックアップではありません。ページ再読込を復旧の最初の手段にせず、必要な結果を保存します。手順は保存と復元のガイドへ。配置の効果は、必要なリージョンを選べて編集・再生できるかで判断し、作業効率が何倍になるという未測定の数値は使っていません。