LA STUDIO

SoundFontとMIDI:音色を選んでも鳴らないときの確認

SF2の音色とMIDIノートの関係、対応形式、別環境で音が変わる理由。

SoundFont(SF2)は楽器のサンプルや演奏設定をまとめた音源形式です。MIDIファイルは音符の情報なので、SF2などの音源で鳴らします。MIDIだけを送っても、相手が同じ音色で再生できるとは限りません。

LA Studioで音色を選ぶ

MIDIトラックを作り、音源選択のSoundFont(GM)からピアノなどを選びます。まず中音域の短いノートを1つ入力して再生し、動作を確認します。外部SF2の読み込みは現在の画面で対応している方法を確認してください。SFZやVSTのファイルを、拡張子だけ変えてSF2として使うことはできません。

無音の切り分け

  1. ノートが存在し、再生位置がその上を通るか確認します。
  2. トラックがミュートされていないか、音量とベロシティが極端に小さくないか確認します。
  3. 音源の読み込みが完了しているか確認し、別のプリセットでも試します。
  4. 音域が限定された音源では、発音範囲内のノートを選びます。

ドラムは音高と楽器が対応する

GMドラムでは、ノート番号ごとにキックやスネアなどが割り当てられます。同じMIDIを通常のピアノ音源で鳴らすと、ドラムではなく音階になります。ドラム用の音源とマッピングを確認してください。

素材の権利と保存

無料で配布されている音源でも、サンプル自体の再配布が許可されるとは限りません。配布元のライセンスを保存します。別環境で同じ音を確認するには、MIDIとともに試聴用の音声を書き出しておくと便利です。

LA STUDIOで音色を確認する手順

DAWを開き、MIDIトラックの音色選択を開きます。SoundFont (GM)のカテゴリから音色を選ぶ方法と、DEVICESの楽器ブラウザでGM音色を選ぶ方法があります。楽器ブラウザは使用する音源名を表示し、GeneralUser_GSを使う項目はSoundFontと示します。

  1. 4小節のMIDI教材を保存します。120 BPMのC–Am–F–G、各小節3音、ベロシティ80の自作教材です。
  2. MIDIを読み込み、まずピアノ音色で12音の発音を確認します。同じノートを保ったまま別のGM音色に切り替え、アタックと音の長さを比較します。
  3. 音が出ない場合はトラックのミュート、選択音色、音源の読み込みを確認します。MIDIファイル自体に音声は入っていません。

任意のSF2を音声アップロード領域へ入れる操作は、一般的な音声インポートとは異なります。現在の音源選択UIで扱える機能を確認してください。使用するSoundFontの配布・録音利用条件は配布元で別途確認します。このMIDI教材はLA STUDIO制作・CC0です。

無料SoundFontの入手先とFL Studioで使う場合

配布者のページから形式と利用条件を確認します。S. Christian CollinsのGeneralUser GSにはSoundFont本体と資料への案内があります。FreePatsのピアノ配布ページでは、たとえばUpright Piano KWにSF2とSFZの選択肢があり、素材ごとのライセンスも記載されています。「無料でダウンロードできる」こととサンプルを再配布できる条件は別なので、取得した版のライセンスを一緒に残します。

FL StudioでSF2を使いたい場合は、Image-Line公式のSoundFont Playerマニュアルを参照してください。公式手順はファイルアイコンのLoad SoundFontからSF2を選び、Patchでプリセットを切り替えるものです。特定エディションへの付属や価格をこのガイドでは断定していません。LA StudioのGM選択へ、FL Studioのプラグイン画面の操作をそのまま当てはめないでください。

LA Studioでの通常GM再生は、実装上GeneralUser_GSのSF2を読み込む経路です。DEVICESの音源欄で選び、同じMIDIフレーズを鳴らして音色を確認します。任意の外部SF2を音声アップロード欄へ落とす手順は確認できていません。配布先を案内することと、そのすべてを現在の公開UIへ直接読み込めることは別です。

SF2とSFZの違い、LA Studioでの対応範囲

SFZ形式の公式リファレンスが説明するように、SFZはサンプルの鳴らし方を記すテキストで、参照先の音声ファイルも必要です。SF2はサンプルと定義をまとめた別のバイナリ形式です。拡張子を変えても相互変換はできず、SFZだけをコピーしてサンプルを忘れると音が出ません。

LA StudioにはSF2パーサーとSoundFont音源に加え、SFZ由来の登録済みサンプラーパックを再生する実装があります。その経路は、あらかじめ変換されたマニフェストとサンプルを取得するものです。したがって「SFZには全く非対応」とも、「任意の.sfzを直接インポートできる」とも説明しません。現在の公開音源選択に表示されるパックを選び、読み込み完了後に確認します。

持ち運ぶときはMIDIだけでなく、選んだ音源・プリセットのメモと参照WAVを残します。読み込み後に無音なら、音源の準備状態、ノートの音域、ミュートと音量を確認します。別音源へ変更した場合は短い書き出しも聴き、再生とファイルの音色が一致するか確かめてから曲全体へ適用します。